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常総生協の組合員向けに毎週発行される会報をご覧いただけます。

2014年7月3回 2014年総代会特集 その2

生産者が身近な生協って

なんだかいいですね

6/14総代会後の生産者との交流会

 

2014夏の保養キャンプ参加者募集開始します!

~今年は大阪能勢町の農場~

・日時:2014年8月5日(火)~ 2014年8月8日(金)

・場所:能勢農場(大阪府能勢町)

・募集人数:7名(小1~小6)

※親の付添参加はできません。

※大阪までの移動や現地引率は、生協職員、現地スタッフが行います。

★詳細は、今週同時折込みの「案内」をご覧ください。

退任役員への花束贈呈。

【特集総代会(2)】総代会・交流会の様子をお伝えします。

総代会参加生産者から組合員へのメッセージ

常総生協に共感する確かな仲間をじっくり増やしましょう

常総生協総代会にお招き頂き有難う御座いました。

スムーズに議事進行し、とてもよかったと思います。最後の監事の方のごあいさつの中で「もっと活発な意見を出してほしい」とありました。確かにその方が常総生協の総代会らいしいかな、とも思いましたが、逆に日頃生協と組合員が密接に交流している証拠ではないかとも思いました。

と申しますのも、交流会で弊社のお手伝いをして頂いた職員の阿部修一さんが弊社のブースを訪れてくれた組合員さんと本当に親しそうにお話しなさっておりました。そこに常総生協の組合員さんとの強い絆を感じた次第です。

生協運営の意味では組合員拡大は大きなテーマかもしれません。我々業者にとっても売上増につながります。総代会では退会者を減らす意味で丁寧な説明をして常総生協をよく知ったうえで加入して頂くと言った趣旨の説明があったと思います。私も大きくなるより、より生協のあり方に共感して頂ける確かな仲間を増やすことの方が大切だと思います。いろいろな意見を出し、より素晴らしい常総生協にしていきましょう。

再度、皆様にお会いできる日をこころから楽しみにしています。

(私市醸造株式会社竹山)

組合員さんに会えてよかった!

初めて参加させて頂きました。遠方から来た皆様が多かったことにびっくりしました。北海道の士別の方々から漬物を購入し晩酌をしました。大変おいしかったです。

組合員さんにお会い出来て良かったのですが、生産者同士が交流できる時間と場もあると良いのかと感じました。今後共宜しくお願い致します。

(竹村農園(いちご生産者))

「暮らしを自分たちの手に取り戻す」一緒にがんばりましょう!

日頃大変お世話になっております。先日は総代会、交流会に参加させて頂きありがとうございました。

地産地消の事業推進の取り組みについて、JAやさとも賛同致しております。

生協、農協の一番大事なところ(事業方針)は、利益追求ではなく協同組合としての組合員に対する地域貢献を継続することが大切な使命です。これからも組合員、生産者、職員みんなで活動方針テーマ「暮らしを自分たちの手に取り戻そう」の実現に向かって進んでいきましょう。JAやさとも微力ながらご協力させて頂きたいと思っておりますので、よろしくお願い申し上げます。

(やさと農協産直課岡田)

分かりやすい紙面づくりに協力します!

総代会・交流会では大変にお世話になりました。ありがとうございます。

生産者の会合(交流会後の業者会)での質疑応答の中で、私共もチラシの編集の際にレシピ・イメージ画像等を提供することにより、商品の販売数が増えればいうことありません。これからも協力は惜しみません。今後共どうぞよろしくお願い致します。

(株式会社リアス青柳)

「身近な生産者」になれるようにします!

今回も交流会に参加させて頂き、直接組合員さんに「おいしい!」、「いつも使っているよ!」との言葉を頂き嬉しく思います。また、まだ使ったことが無いという組合員さんも商品の使い方を熱心に聞いて下さり、みなさんの温かさを感じました。

交流会では、昨年お会いした組合員さん、初めてお会いした組合員さんとたくさんの常総生協の組合員さんにお会いできたことを大変うれしく思います。今後もこのような機会を大切に、もっと多くの組合員さんに会い、身近な生産者になれるようにしていきますので、どうぞよろしくお願いします。

((株)プレス・オールターナティブ市原)

【総代会に駆けつけて頂いた来賓のみなさんからのメッセージ】(その③)

生産者と組合員、お互いにかけがえの無い存在に!

(株)高橋徳治商店代表高橋英雄さん

宮城県の石巻含め被災地では4月末現在で26万人が家がないという状況が続いています。

福島では、15万人近い方がまだふるさとを離れ、避難している。

本当に異常事態です。

そんな中で、何度も何度も、何度言っても言い足りないんですけども、本当におかげさまで、常総生協さんの、あれだけの支援を頂いたことに感謝を申し上げます。ありがとうございます。

昨年7月5日に、工場が建ちました。高台22mのところに建ちまして、それで今なかなか人(従業員)が集まらないんですけれども、40名という震災前の半分の人数で始まっております。

従来の3つの工場は更地になり、雑草が生えて、昨日今日と満潮なので海水が入ってきていると思います。そんな状況でも、石巻市はかなり(復旧が)進んでいる方なんですが、石巻市でさえも、そういう状況です。

個人的な話しで恐縮ですけども、さっぱり参加しない原告で申しわけないんですが、東海第2原発運転差し止め訴訟の原告団に入れさせて頂いております。と同時に、地元石巻でも、水産加工、宮城県の水産加工業としては初めて(女川原発の再稼働について)訴訟の構えを準備しております。8月には女川の原発を止めようということで、大集会を予定しています。

私たちには絶対譲れないことがある。痛みを知って、大事なことを知った。みなさんの家庭が仮に軸であれば、あるいは個人個人の生活、体、健康が軸であれば、そこ(注文書)に「1」と書くことの重要性をぜひ考えて頂きたい。

注文書に「1」と書いて届く生産物は、その先人の流れの中から、われわれはいろんな工夫をして、ここにあると。組合員の方は、その諸先輩の方々が作った、農薬を減らそうとか、品種改良できたとか、加工のレベルを上げるとか、添加物をなくそうとか、こんな試みの中で今があるんです。これを未来に絶対つなげる「1」にしてほしい、ということを本当に思います。

生産者は、「1」と書いてもらったならば、背筋をきちっと正して、自分たちが何のためにこれをやっているのか、本当にお互いかけがえのない存在になりえるかどうかということを、本当に考えないといけない。

それが家庭から地域、ひいては国、世界につながっている、大きな問題とも関わっているんだよ、ということを思います。

最後に、昨年の7月5日、落成式の時、スタッフ40名で約束しました。「私たちはこの被災地で、力になり、ひとりひとりが力になって、ひとりひとりが笑顔になって、ひとりひとりが光になろう」と。みんなで約束いたしました。

みなさんもぜひ、この常総の力、力になって笑顔になって、ぜひ光になって下さい。

今日は、たくさんのことがありますように。総代会おめでとうございます。

組合員に向けて話す高橋さん

【子ども健康調査・・・血液検査2年目結果報告】

甲状腺機能障害はなし。免疫力は引き続き低下傾向か

放射能ホットスポットエリアの子どもたちの甲状腺機能、免疫細胞の変化や傾向を見守り続ける

血液検査の様子

大雪のため2月の検査を受診できなかった子どもたちの「血液検査」を5/17に追加実施し、2年目は合計196名の子どもたちが血液検査を受けました。その結果を報告します。

血液から見る甲状腺機能の異常と免疫力

この血液検査は、福島原発事故で放射能ホットスポットエリアとなったこの地域の子どもたちの健康診断のひとつとして、放射線の影響で

①甲状腺機能に異常がないか(甲状腺ホルモン)

②免疫力が低下していないか(白血球)

を調べる目的で実施しています。

甲状腺機能障害はなし

初期のヨウ素吸入被ばくの影響が心配される甲状腺機能においては、脳から血液を通して甲状腺に指令を送る甲状腺刺激ホルモン、そして実際に血中に出ている甲状腺ホルモン(FT-3、FT-4)の値を見ています。

甲状腺刺激ホルモンが多めに分泌されている子が数名いましたが、実際の甲状腺ホルモンが少ないわけではなく、全体として甲状腺機能の異常を示す結果の子はいませんでした。

免疫細胞数が少ない傾向

茨城県南~千葉東葛地域はセシウム沈着による慢性的低線量被ばく状況のため、免疫細胞の変化に注目しています。白血球細胞の数や内訳(白血球分画:好中球・リンパ球)を見ています(カゼなどで炎症がありCRP[C反応性たんぱく]の高い子を除く)。

昨年と同様に、1~5歳の子は標準範囲の子(緑)が多いのですが、6歳以上になると免疫細胞が標準範囲より少ない子の割合が多いという結果です。(下図、円グラフのピンクの割合。度数分布のヒストグラム参照)

日本医師会の「小児・思春期治療最新マニュアル」の白血球分画の年代別平均値に比較してのものですが、これが環境放射線レベルが高い地域の傾向なのかどうかは、対照区がないのでまだよくわかりません。

白血球数

好中球数

リンパ球数

白血球数(6~18歳)

好中球数(6~18歳)

白血球分画の年代別平均値

原発事故以来、外で遊ばせることを制限して菌に触れる機会が少なくなった結果なのか、食事中の発酵食品が少なく腸管免疫が訓練されていないのか、それとも、小学生以上になると塾通いなどで野外での運動等が少なくなっているのか、清潔すぎる無菌環境で生活するようになった結果なのか等も考えられます。ストレスや睡眠不足なども免疫細胞低下の要因となります。

諸要因は考えられますが、もうしばらく、血液の様子も継続的に見守ってゆくこととします。

※来年以降はカゼを引きやすい時期を避けて、5月に変更して実施する予定です。実施日は改めてお知らせいたします。

PDF版はこちら

7月3回 2014年総代会特集 その2 2014年6月30日発行(678kb)

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