生産者紹介

石岡 鈴木牧場

石岡 鈴木牧場

石岡 鈴木牧場

鈴木さんという人
鈴木昇さん・ともえさん夫妻

鈴木昇さん・ともえさん夫妻

鈴木 昇 1948年 石岡市生まれ

公務員として県の獣医を7年務めた後、父の跡を継ぎ、30才より酪農を始める。

酪農家・熊谷宏さんと出会い、乳量を稼ぐのではなく、牛の健康を第一に考えるようになった。

それ以来、「おいしい牛乳は土作りから」をモットーに酪農に勤しんでいる。

鈴木さんのこだわり

おいしい牛乳は、健康な牛から。
健康な牛は、良質な飼料から。
良質な飼料は、良質な土から。

おいしい牛乳は、土づくりから。

鈴木牧場には、45頭から50頭の牛がいます。
通常の「乳牛」は乳量が落ちる5~6年目に処分をされ命を落としますが、鈴木牧場の牛の平均寿命は14年くらいです。
なぜそんなに違うのでしょうか?答えは、「牛が健康だから。」

循環・持続する酪農業

自ら育てた牛たちの糞に、籾殻、米ぬかなどを混ぜて良質な堆肥を作って、畑にすきこみ、微生物の力を借りて土を健康にする。そこに草を作り、草が健康に育つ。それを牛が食べて健康になり、健康でおいしい牛乳が生まれる。まさに循環、持続する酪農を実践しています。
今でこそ、海外から有機農業に携わる人が牧場見学に訪れるほどの堆肥を作る鈴木さんですが、これまでには大変な苦労がありました。
良い堆肥は、土の良い香りがします。自分で堆肥を作るようになってから7,8年かけて堆肥から匂いがなくなってきたそうです。

発酵する堆肥

発酵する堆肥

毎朝の健康チェック

朝の搾乳時に、鈴木さんが1頭1頭牛の健康状態をチェックします。
目は、落ち着いた優しい目をしているか。飼料を消化するための咀嚼(そしゃく)は何回行っているか、数えながら搾乳します。50回ぐらいが理想だとか。

ご存知ですか? 牛乳の「体細胞数」

鈴木さんの牛乳のおいしさは、数値でも見てとれます。
牛乳のおいしさの指標とされている、「体細胞数」。低い値であればあるほど、おいしい牛乳と言われており、牛が不健康だと数値はあがります。鈴木牧場の牛乳のその値は8万/ml。一般に出回っている牛乳の数値は25〜30万/mlです。この「体細胞数」、乳房炎にかかると急増し50〜100万/mlになるといわれています。多くの酪農家は体細胞数に注意し、値を減らすことに注力しています。

鈴木牧場のすべての牛には、名前がつけられています。

そのときに流行っているものから付けることが多いとか。
ちなみに、ヨーグルトのビンに印刷されている牛は、実際に鈴木牧場にいた「アイス」という牛がモデルになっています。

牛舎に張られている牛の名前
鈴木牧場の一年

4月 心の準備

5月から始まる牧草の刈り取りに向けての下準備と、心の準備をします。
5月 牧草の刈り取り
GWのころに一気に刈り取ります。タイミングが難しく、失敗すると一年の飼料が台無しになってしまうため、この時期、鈴木さんは非常にピリピリしているそうです。

6月 トウモロコシの種まき
牧草の収穫が終わると、トウモロコシの種をまきます。

8、9月 トウモロコシの収穫

10月 牧草の種まき

常総生協と鈴木牧場
出会い

鈴木さんと常総生協のお付き合いは、1999年にさかのぼります。常総生協が、地場の牛乳として「いばらき3.6牛乳」の取り組みを始める時のことです。いばらき3.6牛乳の茨城県内74人の生産者の1人である、鈴木さんの牧場を訪問したのが始まりでした。

牧場見学会の様子

牧場見学会の様子

鈴木さんの牛乳が飲みたい!ヨーグルト開発へ。

鈴木牧場にはその後、たくさんの常総生協組合員が訪問し、鈴木さんの取り組み、そして現在の酪農の問題点などについて教わりました。訪問した組合員の多くからは「鈴木さんだけの牛乳を飲みたい」という声が上がりました。
しかし、一人の酪農家で牛乳プラントを持って、販売まで行うには資金が掛かりすぎて難しいのが現実です。そこで、ただ良質の牛乳を活かすのならということで、2003年10月、ヨーグルトの開発に着手。牧場内にちいさな工房を建設し、2004年7月2回から、ついに常総生協での取り扱いが始まりました。当時は、このヨーグルトを食べられたのは、常総生協の組合員と、牧場近隣の方だけでした。

ヨーグルト瓶詰作業

ヨーグルト瓶詰作業

ミルク工房へむけて。チーズ販売開始!

鈴木さんのミルク工房建設へむけての取り組みは、ヨーグルトから次の段階へまた一歩踏み出すことになりました。
チーズの開発です。生協祭りで試食会をし、意見を集めたり、組合員お試し企画で、また意見を集めたりとしながら、2010年6月2回から生協での取り扱いが始まりました。

チーズ工房

チーズ工房

夏の恒例行事。牧場見学。

現在でも夏になると、常総生協では、鈴木牧場の見学会企画を行っています。
「たくさんの組合員に見に来てほしい。」と鈴木さん。

見学会
最後までいただく。経産牛の取り組み。

経産牛とは、乳を搾り終えた牛のこと。
近年の酪農は高タンパクのエサを与え、一気に乳を搾り、2~3回お産をすると処分されてしまうことが多いのです。
そんな中、健康な牛づくりをしている鈴木牧場は一般的な牧場と比べれば当然お産の回数も多く、乳を搾る年数も長くなりますが、それでも、最終的に乳を出し終え処分しなければいけなくなる牛はでてきます。
と畜場の知り合いからも「鈴木さんのところの牛は肉質が違う」などとも言われたこともあったことから、誰に食べられてしまうか分からないところに出すよりは、よく知っている常総生協の組合員に食べてもらいたいということで、2002年より始まりました。
鈴木さんとしては色々な想いはあるかと思いますが、組合員からの声では、お子さんに命あるものを食べているということを伝えられたとか、このお肉の話をしたあと、子供がごはんを残さなくなったといったご意見もよせられました。
我々は単に食べ物を届けている訳ではないということ。
常総生協の理念である「食は生命」ものづくり、人づくり、地域づくりということを改めて考えさせられます。

放射能への取り組み
次に栽培する飼料の安全のため

震災・原発事故初年度から放射能汚染を防ぐ新たな土作りを開始

  • ①土の上下をひっくり返すように畑を40cmの深さから掘りました。
    →土表面に集積した放射性物質を深いところに閉じ込め、作物に触れにくくし、汚染を防ぎます。
  • ②ゼオライトを1反につき約140kg、土にすきこみました。
    →ゼオライトがセシウムに吸着することでセシウムは土壌内での移動が抑えられ作物の根から吸収されにくくなります。
  • ③自家製堆肥(放射線量検査済み)を例年より多く土にすきこみました。
    →肥料分が多くなることで、放射性物質が吸収されるのを抑えられます。

チェルノブイリなどの研究資料を参考にしたこれらの対策は、手間も経費もかかります。でも「念には念を」と考えて鈴木牧場では3つすべてを行いました。

商品紹介

常総生協で購入できる商品は、以下の通りです。

石岡 鈴木牧場ヨーグルト(プレーン) 400g

石岡 鈴木牧場ヨーグルト
(プレーン) 400g

石岡 鈴木牧場ヨーグルト(加糖) 400g

石岡 鈴木牧場ヨーグルト
(加糖) 400g

石岡 鈴木牧場フレッシュモッツァレラ 100g

石岡 鈴木牧場フレッシュモッツァレラ 100g

放射能検査結果
石岡鈴木牧場
生乳 セシウム137 不検出、セシウム134不検出
検出限界値 0.5ベクレル/kg
ゲルマニウム半導体検出器

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