生産者紹介

岩瀬牧場

岩瀬さん

岩瀬さん

岩瀬さんという人
岩瀬親子と村山さん

岩瀬さんお親子と、ミートパルの村山さん(右)

岩瀬弘さん(82)
茨城県土浦市で養豚をはじめて50年以上のベテランです。

岩瀬さんは日本で畜産業を創めた方といっても過言ではないほど日本で畜産が行われ始めた初期の頃から養豚業に関わっています。
昭和22年から親豚のブリーダーとして、全国の生産者へ販売していました。この頃、食べるものも豊富にない時代にどうして養豚をするのかわからないと、回りからは軽蔑の目で見られていたそうです。

技術として、三元交配を考え、さらに畜産業で使われる道具や施設のアイデアを出して、メーカーに作らせたものが多いとの事です(たとえば家畜用の自動給水器など)。

また、昭和29年に滋賀県にある「酵素の世界社」が提唱する「島本微生物農法」との出会いをきっかけに、その農法を基本に、畜産業への応用を独自のものとして開発し、酵素発酵飼料を作りだし、現在に至ります。

岩瀬さんのこだわり
豚の品種

岩瀬さんオリジナルの3元交配種。しかし、親豚をたどっていくと単純な3元交配では無い様子(4元交配?)。
岩瀬さんのこだわりがここにあるのですが、詳しくは理解できないというのが正直なところです。
その為、岩瀬さんの豚は、「岩瀬さんの豚」だと認識しています。
飼育頭数は、約1,000頭。3ヶ所の豚舎で分けて管理しています。
一般の養豚業と比べて1ヶ月ほど長い、230日間育ててからの出荷します。

飼料

抗生物質は使っていません。
オーエスキー病等の特定伝染病(法律で決められている)ワクチン接種は行っていますが、その他のワクチンについての接種はありません。
母乳をやめた子豚から、自家製の発酵飼料を与えて育てています。
この飼料は、地域の食物残渣から、岩瀬さんが作ったものです。
飼料は過熱して、酵素を使って発酵しているので、成分的にも安定して、これを食べ続けた豚は、病気にもかかりにくく(ほとんど病気の発症を見た事がない)、抗生物質等の薬を使う必要がありません。豚は健康そのものです。

岩瀬さんの飼料

岩瀬さんの飼料

岩瀬さんの豚肉の特徴

「豚肉の旨味は脂身できまる」というのが岩瀬さんと、岩瀬さんから養豚を習ったミートパルの村山さん。
岩瀬さんの豚肉は脂身が多いですが、一般的な豚の脂に比べると甘味があり、それでいてくどくなく、さっとしているのが特徴。
「ほんとうは母豚を育てるのが俺の仕事だったんだけど、最後の恩返しという意味も込めて、肉用豚をつくっています」と岩瀬さん。貴重な豚肉です。

臭くない豚舎=健康な豚
岩瀬牧場の子豚たち

岩瀬牧場の子豚たち

岩瀬牧場を訪問してます驚くことが、まず養豚場にありがちな糞尿の臭いがほとんど無いことや、見学者が自由に豚舎内を歩き回れること(通常の養豚場は、人間からの病気がうつるため一般の出入りは厳禁)。

発酵食品を与え続けることで、その豚糞がなかば半発酵の堆肥化されたものとなり、また、豚の腸内のみならず、豚舎を中心とした周辺環境にも善玉菌のフローラができていること。これが病気に強く、はねっかえりともいえるほど元気な豚が育つための大前提になっていると考えられます。

岩瀬さんから生産者のつながり。「島本微生物農法」

岩瀬さんは長きにわたり「島本微生物農法」と関わってきました。
島本微生物の先代が茨城に指導に訪れ始めた頃に出会い、島本微生物の話を聞くにおよび、その頃はまだ農業用しかなかった酵素資材(りんごなどで培養した多種の微生物とその酵素のかたまりのようなもの)を畜産に応用してみよう、と岩瀬さんが取り組み始めたことが、その後の独自発酵飼料体系の確立へとつながっていきます。

岩瀬牧場の豚糞こそ宝

岩瀬さんに10年前に出会った微生物農法の会の長島さん曰く、「この出会いは鮮烈で強烈で、衝撃的と言っても過言ではなかった」とのこと。
なにげない養豚場ですが、同じ島本微生物農法の実践者として、エサ作り、環境作りのレベルの高さに舌をまくと同時に、「養豚と野菜作りの違いこそあれ、飼料も肥料も作り方の基本的な思想に変わりがないことを改めて認識させられた」と話しています。
その後早速、岩瀬牧場の豚糞をトラックに積んで持ち帰り堆肥化したところ、それまで使用していたものより格段に良い状態の堆肥に仕上がったとの事。実際、長島さんの堆肥場で新旧の比較をする機会がありましたが、同時期に作り始めたものでも仕上がり具合、香り等明確な違いがあり驚きでした。

地元幼稚園との交流会

幼稚園との交流会を開催し、地域との連携も。

ようこそ! ブタさんの国へ!

ようこそ! ブタさんの国へ!

間近にみる子豚に、園児たちは大はしゃぎ。

園児と子豚

園児と子豚

園児たちは、家に帰ってからもブタの話で持ちきりだったそうです。

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