放射能への取組

てくてく歩いてみる隊

小学校区単位で、子どもたちの校庭・通学路・遊び場の放射線線量を測ってみませんか!

名付けて「てくてく歩いてみる隊」。
森里海放射能共同検査室」(常総生協+ 日本有機農業研究会) で、市民や農家が手軽に測れる線量計ホリバ Radi PA-1100 Bluetooth を購入しました。モニター(時刻と線量) とスマホ(GPS位置情報) を持っててくてく歩くだけです。

計測例

守谷小学校の先生に協力頂いて、守谷の理事さんが子どもが通う校庭を歩いて一巡した結果です。緑の点が0.1μSv/h以下。薄緑が0.23以下、黄色が0.5以下です。小学校の校庭の真ん中は除染の成果で低くなっています。

子どもの通学路を歩いた記録。10 秒単位の点になっています。

計測機について

仮イメージ

計測機モニターHORIBA Radi PA-1100(左)。
時刻と測定データを10 秒単位でスマートフォンにBluetoothで送信し、スマホの位置情報と合わせて記録します。データはメールでPCに送信されます。

小学校放射線量の例(守谷小学校)

守谷小学校

事故後2011年7月は下記の表のように守谷市の幼稚園・小中学校校庭は0.3μSv/h を超えていましたが、市による精力的な除染作業の結果、おおむね0.1μSv/h 以下になっています。しかし表土を埋め込んだところは若干高めの様子ですので子どもたちの注意が必要です。守谷小学校は校舎の建て替え中で、校庭土壌も大きく掘り起こされて除染されているようです。

守谷市の放射能汚染状況(2011年7月)

守谷小学校計測結果(クリックで拡大します)

子どもの通学路を測ろう(例)

守谷小学校からの通学路1

守谷小学校からの通学路2

守谷小学校から出るまでは0.1μSv/h 以下だったのが、敷地外に出ると0.2μSv/h まで上昇しました。途中0.2を切る道もありましたが、プロムナード上の橋の上、高層マンション前あたりからつくばエクスプレス線をくぐって自宅手前までは0.2μSv/h を超えたままでした。通学路徒歩20分の平均線量率は0.197μSv/h でした。すでに2年が経過し、暫定目標の「0.23μSv/h」は下るものの、学校の内と外では愕然と違います。

守谷小学校からの通学路計測結果(クリックで拡大します)

プロムナード水辺も歩いてみました

現在プロムナード水路は立入禁止。子どもは注意。水路に集中する「都市濃縮」現象。

プロムナード水辺

マンションや住宅街の真ん中を通る石を重ねた水路の水辺環境として親しまれた守谷市のプロムナード。放射能汚染のウェザーリングによる水路への濃縮・・・「都市濃縮」のモデルとして全国的に有名になってしまいました。今は1μSv/h を超えるとして立入が制限されています。

腰の高さに測定機をぶら下げて歩いたのが下と右の図です。高層マンション下の橋の下で泥沼に踏み込んでしまい足が抜けなくなり測定器が地面に近づいたとたんピーという警告音が。地表近くは1μSv/h を超えていました。

仮イメージ

子どもたちがサッカーをしていた森林公園は0.2~0.3μSv/h です。2011年は0.4μSv/h あった公園です。守谷市は69ある公園のうち、除染が終了した公園は15公園でようやく2割です。現在除染中が4公園です。除染後はおおむね0.1前後です。子どもの遊び場の公園は除染済みの公園を選びましょう。

プロムナード水辺計測結果(クリックで拡大します)

森里海放射能共同検査室

原発事故後、常総生協が地域や福島の農漁業者の放射能調査に広く協力・協同したことに応えて、日本有機農業研究会(日有研)が全国から会員と資金を集めて検査室の費用を負担し、2012年4月より「森里海」放射能検査室として運営を協同化。

今回、この計測機は堀場製作所(大阪)が、市民が安価に生活現場に即して空間線量の調査ができるようにと発し、土壌調査に協力してくれた東大の森口さんから紹介され、日有研が全額負担して買ってくれました。 この計測機を使って福島・茨城の生産者の農場の空間線量を効率良く測定して除染に役立てたり、霞ヶ浦や松川浦(福島県相馬市/ はらがま漁港・青のり養殖)の河川底・湖沼底に沈めて合同調査をする予定です。先行して茨城県南・千葉東葛地域のホットスポットエリアでの市民調査に使わせて頂きます。

また、東葛地区の市民土壌調査をいっしょにおこなった「子ども東葛ネット」より調査費として10 万円の寄付を頂きました。ありがとうございます。

コンテンツ終わり

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