食はいのちをテーマに、茨城・千葉に安心・安全な食品をお届けする生協です。
常総生協の組合員向けに毎週発行される会報をご覧いただけます。
【配送センター・本部建設提案】
組合員・生産者・職員
協同の拠点づくりについての提案
組合員、生産者の活動と交流、地域活動の拠点としてみんなが活用できるように、現生協本部を改築する方針を確認しました。
今回は、組合員、生産者、職員が集う拠点としての本部についてご提案します。
日時:6月14日(土)9:30~
場所:レイクサイドつくば(1階紫峰の間)
【同日開催】
生産者交流会
★詳しくは後日本紙にてお知らせいたします。
★ぜひ、日程だけご予定のほどよろしくお願い致します!
配送センター及び本部施設の充実化と組合員の拠点づくりについて(3)
前回(5/1回号)は商品管理施設としての機能、続く今回は、生協の本部としての事務所機能や組合員の拠点となる施設としてどんな内容が考えられるか提案致します。
組合員皆さんのご意見をたくさん寄せて頂き、より良い設計に反映させたいと思います。
守谷駅からは徒歩約8分にあり、車を利用しない遠方の組合員さんも、公共の交通機関を利用して生協本部まで集える環境です。
また、国道294に出て約8分で常磐道谷和原インターに着き、各産地への移動にも便利です。
上記の2階部分の図面はまだ仮のものです。ここから、組合員、生産者、職員の意見を取り入れながら調整していきます。
事務所はコンパクトを心がけ、気持ちよく効率の良い仕事ができる環境にします。
組合員が集う調理室、会議室(ホール)、またこれ以外の施設設計についても今後煮詰めていきます。ご意見お待ちしています。
いくらインターネットが発達しても、人と人が実際に会って意見を交わすことは大変重要なことと考えます。
守谷の本部は駅から近いこともあり茨城県南の組合員だけでなく、千葉県にお住まいの組合員も集い、組合員活動の拠点となりつつあります。その中の討議から生まれた計画は、組合全体に大きな原動力を与えています。
組合員、職員だけでなく生産者も集い、新たな商品開発や普及の拠点となるスペースができればと思います。
他方で、わざわざ守谷まで行かなくても各地域の組合員が気軽に集える拠点も組合員の繋がりでできればと思います。
皆さんのアイディアもぜひお寄せください。
常総生協の本部では、理事会などの基幹運営に関する実務はもとより、共同購入やお店に関する業務全般(企画、受発注など)、総務、経理関係の実務を行います。
また、日々の組合員からの連絡も本部で承り、各担当、部署に連絡します。毎週のニュース、ちらしなどの作製、印刷も本部で行います。
日中は通常15名前後の役職員が詰めており、夕方には外勤職員14名が戻って業務に当たります。比較的小さな所帯ですが、効率的な業務ができる事務所環境になるように設計します。
現在、本部1階スペースに約24畳のプレハブがあり、理事会を始め上映会や各種組合員活動に利用されてきました。ただ、催しによってはスペースの都合上、参加者を抽選せざるを得ない場合もありました。
【土地】
本部所在裏手の土地(677㎡)を購入。
【建物】
現存の建物を撤去し、配送センター(1階)と本部事務所(2階)を建設する。
【敷地面積】:1610㎡
(既存賃借敷地933㎡、新規取得土地677㎡)
【建物面積】:1156㎡
(1階578㎡、2階578㎡)※総2階
【総工費】(※見込みです)
2億5,000万~2億9,000万円
(土地4,000万円+建物2億1,000万~2億5,000万円)
1階の商品管理(保管、箱詰め)スペースは、コンパクトですが低コストで効率の良い管理ができることを目指して設計します(詳細は5/1回号)。
※「ニュースレター」のバックナンバーをご希望の方は供給担当者、または注文用紙意見欄にご記入下さい。
新しい施設の素案では、普段はパーテーションで区切って会議等のスペースとして使うことを想定してる約200㎡(60坪)超の多目的ホールが構想されており、工夫すれば総代会も開催できそうです。昨年と今年の総代会会場(レイクサイドつくば紫峰の間)は224㎡。工夫すれば本部での総代会も開催できる見込み。
現在、本部1階に35㎡(約11坪)ほどの調理室があり、カタログ掲載用の調理や、カタログ掲載用の撮影スペースとして活用されています。また、毎冬の味噌づくりや、生産者をお招きしての調理講習会もここで開催します。
しかし、手狭で老朽化も激しいことから商品開発や使い方の交流の拠点としての新しい調理室が望まれていました。
現在構想している調理室は、30人規模での料理講習が可能な少し広めにの設計を予定しています。台所は講習者が周りを囲めるようなアイランド型の導入を検討しています。
本部には組合員から寄贈された書籍や、食や環境、人体にまつわる資料がたくさん所蔵されています。食と暮らしの学習拠点として、子どもも大人も集える図書室(資料室)も整備したいと思います。
現在、食品の放射能検査を生協独自で実施しています。微生物検査や栄養分析などは外部検査に持ち込んでいる状況です。将来的には食品衛生上の検査はもちろん、栄養分析も自前で出来れば、常総生協の生産者の作物と一般的なものの栄養価の差など、数値的な裏付けがスピーディに入手できる様になります。
組合員からの意見(懇談会、春のアンケート、注文用紙意見欄より)
自前の配送センター建設や本部の改築など、設立40年近くなるとやはりいろいろな大きな事業に直面する時なのでしょう。
ひとつひとつしっかり計画して、やはり財政的に身の丈に合った施設を作ってほしいです。(懇談会意見より)
今までコツコツ蓄えた資金を使っての待望の配送センター建設計画は、聞いていてワクワクしました。順調に進む事を願っております。
守谷駅から徒歩8分の現状を保ちつつというのはとても良いですし、願わくば駐車スペースもあると嬉しいです。例えば、何かのお手伝いで本部を訪れた時に、カフェ併設ショップのようなものがあって、商品をその場で購入できると、楽しい上に販促や組合員増にも一役買うスペースとなるかも!?(懇談会意見より)
新しいセンターについては樹木の一部を残してバーベキュー設備や子どもの砂場、木の遊具とか作ってほしいです。動きたくて仕方ない子どもたちもそこで遊ばせつつ、親は話に参加できるような場所です。
(懇談会意見より)
守谷の本部は家から少し遠く、交通費もかかります。近場にも(活動の拠点が)ほしいですね。(意見欄より)
「ニュース」を読み、良い転機だと思いました。「本部裏の土地取得」も、あの場所で半値の地価というのはラッキーなことではないでしょうか。(意見欄より)
5月2回 協同の拠点づくりについての提案 2014年3月24日発行(809kb)
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