食はいのちをテーマに、茨城・千葉に安心・安全な食品をお届けする生協です。
常総生協の組合員向けに毎週発行される会報をご覧いただけます。
まずは気軽につけてみましょう!
暮らしの見直しは家計簿から!
消費税増税、医療費負担増、物価上昇、通信費増大、教育費の上昇…
家計をめぐる問題はますます大きくなってきています。
今こそ「家計簿」を活用して家計を客観視し、無用な出費を抑える工夫が必要です。みんなで暮らしの知恵を出し合いましょう。
①つける道具(筆記具)は1箇所に
②始めから完全を目指さず、不完全でも続けることを目指す
③すぐメモを取る習慣を
④使途不明金に、いつまでもこだわらない
⑤つける時間を生活の中に計上する
⑥皆で励まし合って!
⑦家族の協力を
⑧暮らしの知恵の交換を
6/17(火)10時~
石岡市・飯田農園の棚田
「お米って、素人が作れるの?」と思われますが、素人なりにできます。
でもまずは、生産者・飯田さんに聞きながら始めてみましょう。
やさとの山奥なので、のんびりとしたこの時期の田植えです。
※詳細は、先週お届けのちらし、または常総生協ホームページをご覧ください。
まずはお気軽に!大雑把にはじめてみましょう!
なかなか続けられない家計簿。
今回は、理事会有志でスタートした「家計簿チーム」の呼びかけで、続けられるコツなどを座談会形式で話し合いました。
実際に10年以上「生協の家計簿」をつけている理事から、つけ方や家計の管理のポイントなどの事例紹介がありました。一部ご紹介します。
■家計簿を続けるコツは「目的を明確に」
例えば、住宅購入資金、子供の進学資金、老後の資金など、目的を明確にして「やる気」を持続させることが重要です。その前に家族全員の「ライフプラン」を作成し、「いつまでにいくら必要」と明確に目標を定めることが重要です。「毎月節約してお小遣いを貯める」という目標も持続するコツです。
■まずは「大づかみ」に。費目は細かくしなくてもOK
最初から費目を細かくしなくとも大丈夫。生協以外で購入した場合、レシートを保管し、家計簿に貼ると時間短縮になります。
■つける間隔は10日毎でも、1週間毎でも。自分のペースで続けることが大事
毎日つけられればいいのですが、例えば、週末にまとめてとか、10日毎、また買い物のレシートがたまってきたらなど、自分なりのペースで大丈夫です。
「生協の家計簿はメモ欄があるので、日記代わりに使っています。後で見返すとても楽しいです」という意見もありました。
家計簿つけると得をするかも?!
皆さんのお話を聞かせて頂き、家計簿をつけると「得になる!」と意識を変えて、時間を作って始めてみたいと思います。まずは1か月つけてみて、様子を見たいと思います。(つくば市)
これならムリなくつけられるかも?
ムリなくつけ続けられるコツ(毎日でなくても10日毎でOK、レシートの活用など)を教えて頂きました。節約の知恵もたくさん聞かせて頂き、頭がいっぱいになりました。家で「生協の家計簿」を見ながら整理したいと思います。(守谷市)
大雑把に掴むことが大事なのですね
(家計簿をつけてる理事さんは)食費と雑貨を大雑把に分けてつけていらっしゃるので、私もやってみようと思います。ライフプランシートは、私も書いてみようと思います。(守谷市)
日時:7月3日(木)10時~12時
場所:常総生協本部1階会議室
・今回(6/5)の「座談会」に来れなかった方もご参加ください。
・保育はありませんが、お子さん連れでどうぞ。
~常総生協理事会「家計簿チーム」推奨~
「生協の家計簿」(A4版) 432円(税込)
全国の組合員の英知を集め1977年に開発されたロングヒット商品。
月や日を自分で自由に書き込めます。
※上の注文番号を「6/4回注文用紙」に数量をご記入ください。
※お届けは6/4回を予定しておりますが、注文多数の場合は遅配となります。
1)5/24小豆川勝見さん講演会(牛久)
・都市濃縮が今後も進むので注意。
・とくに道路沿い植え込み周辺は注意。
・子供の通学路は、もう一度空間線量を測った方が良い。
2)5/14日本学術会議公開講演会(東京)
3)5/28原子力の平和利用(東京)
・映画「パンドラの箱」を同時上映
※3)は推進派の集会。内容確認のため参加。
1)6/6放射能ウォッチャーの集約
・食品放射能は注意を継続する。
次回の「脱原発暮らし見直し委員会」は…
日時:7月1日(火)10時~13時
場所:常総生協本部1階会議室
・保育はありませんが、お子さん連れでどうぞ。
・製本ボランティアも同時に募っております。
(午後2時~)
冊子「はかる、知る、くらす」
子どもたちを放射能から守るためにわたしたちができること
はかり、知り、暮らすためのヒント満載の冊子です
この冊子は、市民放射能測定所「こどもみらい測定所」(東京都国分寺)と「ふくしま地球市民発伝所」とその仲間のNPOが作成した冊子です。
福島はじめ、放射能汚染にさらされている地域に暮らす市民が、今後健康に暮らしていくために生活上で注意すべき項目が大変わかりやすく挿絵入りで紹介されています。
~脱原発と暮らし見直し委員会からの推薦~
「はかる、知る、暮らす」100円(カンパ)
この冊子は「非売品」ですが、発送作業等はボランティアによる運営となっております。1冊100円のカンパを事務局の「ふくしま地球市民発伝所」にお渡ししたいと思います。
※上の注文番号を「6/4回注文用紙」に数量をご記入ください。
※お届けは7/1回を予定しております。
なりふり構わぬ申請焦る原電 近づく「寿命」
住民への説明も無しで突き進む日本原電。再びの被ばく・汚染を受けるのは住民
日本原子力発電(株)は5月20日、東海第2原発の再稼働に向けて原子力規制委員会に新基準適合性審査申請(再稼働申請)を提出した。
翌21日、福井地裁は「大飯原発3・4号炉の運転はしてはならない」と原告住民勝訴の判決を下した。
日本原電が持つ「敦賀原発」(福井県)は規制委員会から「敷地内に活断層あり」と判断され、再稼働は暗礁に乗り上げた。あくまで活断層ではないと抗議し「国を訴える」とまで恫喝したものの相手にされず再稼働困難に追い込まれた。
残る「東海第2原発」(茨城県)を動かさなければ退路を断たれ、追い詰められている。
再稼働に難色を示し抵抗する自治体首長から要求された「再稼働と申請は別」との異例の「覚書」さえ飲んで、「申請への地元自治体の理解が得られた」となりふり構わず申請に突進。
首長から住民への情報提供を要求されて30km圏内に紙切れ1枚の新聞折り込みチラシを入れてそれで「情報提供した」と。
丁寧に住民の理解を得ようなどという姿勢はみじんも感じられない。「申請して通ってしまえば勝ち」「避難計画ができようができまいが関係ない」「40年寿命も無視」という姿勢が見え見えだ。
再び被ばく・汚染の恐怖を受けるのは住民だ。
もともと日本原電(株)は、原発国策民営路線の「先兵」(彼らはパイオニアと呼ぶ)として電力9社の出資で原子力専門卸会社として産み落とされた。こうして日本で最初の原子力の火が灯ったのが茨城県東海村の東海第1原発。
日本原電(株)は原子力ムラの中核「電気事業連合」(電事連)の子会社である。
経営の実権は主な株主である東電と関西電力が握り、役員も東電と関西電力で占めている。福島第一原発事故で東電を2012年に引責辞任した勝脵氏は日本原電取締役に天下り、現在の社長は関西電力が握る。
震災後原子炉停止で売電できずに収入が断たれた。経産省・東電はグルになってその維持費を電気料金に上乗せ。この会社は住民負担で維持されている。私たちの電気料金に上乗せされた金額はこの3年間で4,200億円に上る。
それでも廃炉費用積立不足や使用済核燃料再処理費用の負担増で経営破綻寸前だ。
敦賀原発で敷地内に活断層だと判断されても活断層でないと居直り、訴えるぞと脅してみて規制委員会の反応を伺う。
「我々の子会社のくせに何をモタモタしている!この機に乗じて東海第2もさっさと申請しろ!」「規制委員会がどう出てくるか、身を挺して確かめろ!捨て石になれ!」と電事連・東電・関西電力から一喝されたに違いない。
東海第2原発の申請では、防火対策は「難燃ケーブルに取り替えないで塗料を塗るだけで審査が通るかクレームがつくかお前が試しに出してみろ!塗料を塗るだけなら安上がり再稼働だ」。
すでに36年を経過した老朽原発でかつ大震災の被災原発であっても「申請して規制委員会がどう出てくるかを確かめろ!原発40年原則を破棄させる突破口が開けるかもしれないぞ」。
電事連の子会社として突撃隊の役を命じられているとしか思えない。
他方で安倍政権は、「規制委員会の首をすげ替えてやるから待っていろ!」とばかり、活断層を厳しく審査してきた島崎委員をはずし、推進側から献金を受ける原子力学会の元会長らを規制委員にする人事を国会に提出する暴挙に出た。
6月4回 暮らしの見直しは家計簿から! 2014年6月9日発行(673kb)
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