食はいのちをテーマに、茨城・千葉に安心・安全な食品をお届けする生協です。
常総生協の組合員向けに毎週発行される会報をご覧いただけます。
6/14第41回通常総代会
全議案可決承認
震災・原発事故から3年。
暮らしを自分たちの手に取り戻そう。
みんなの協同で、暮らしを立て直す生協へ
(日時)2014年6月14日 9時30分 ~ 12時04分
(場所)レイクサイドつくば(つくば市下岩崎)
(出席)有効総代出席数100名(本人出席58名、書面出席42名)
(議長)新堀扶美子、高木こずえ、牧野美智子(※議長は採決に加わらず)
(議事録署名人)祖父江美穂、栗原昌枝
【第1号議案】2013年度活動報告・決算報告承認の件可決承認(賛成93反対1)
【第2号議案】剰余金処分案承認の件可決承認(賛成94反対0)
【第3号議案】2014年度活動方針・予算案承認の件可決承認(賛成93反対1)
【第4号議案】役員方針の件可決承認(賛成95反対0)
【第5号議案】みなし脱退の件可決承認(賛成95反対0)
【第6号議案】配送センター及び本部改装の件可決承認(賛成95反対0)
【第7号議案】中期計画骨子の件可決承認(賛成95反対0)
【第8号議案】役員選任の件(拍手で承認)
【第9号議案】議案議決効力発生の件(拍手で承認)
2014年度は「暮らしを自分たちの手に取り戻そう!」を組合員、生産者、役職員みんなで!
【理事】
氏名 |
重・新 |
住所 |
所属 |
---|---|---|---|
村井 和美 |
重任 |
茨城県つくば市上岩崎 |
茎崎P村井 |
大石 光伸 |
重任 |
茨城県つくば市小野川 |
小野川03 |
柿崎 洋 |
重任 |
茨城県つくばみらい市谷井田 |
守谷150 |
藤田 健 |
重任 |
茨城県守谷市百合ヶ丘 |
守谷250 |
伊藤 由姫 |
新任 |
茨城県取手市西 |
西1-88 |
野口 由美子 |
重任 |
茨城県守谷市ひがし野 |
ひがし野P野口 |
西村 静江 |
新任 |
茨城県牛久市さくら台 |
さくら台P西村 |
内田 幹代 |
新任 |
茨城県土浦市桜ケ丘町 |
土浦P内田 |
戸井田 正子 |
新任 |
茨城県常総市内守谷町 |
きぬの里P内田 |
太田 由乃 |
新任 |
茨城県龍ヶ崎市長山 |
長山45太田 |
中村 和子 |
新任 |
千葉県我孫子市我孫子 |
我孫子170中村 |
岩田 千晶 |
新任 |
千葉県流山市西初石 |
流山176岩田 |
樋口 とも子 |
新任 |
千葉県柏市大井 |
柏418樋口 |
木内 和彦 |
新任 |
茨城県取手市井野 |
守谷250 |
【監事】
氏名 |
重・新 |
住所 |
所属 |
---|---|---|---|
菅沼 和子 |
新任 |
茨城県つくば市稲荷前 |
P菅沼和子 |
小島 いみ子 |
新任 |
茨城県取手市白山 |
寺田65 |
石川 裕子 |
新任 |
千葉県柏市増尾 |
増尾P石川 |
【役員の互選】
総代会終了後の第1回理事会にて、定款に基づく理事長、副理事長、専務理事、常務理事の互選が行われ、下記の通り決定致しました。
理事長 村井 和美
副理事長 大石 光伸
専務理事 柿崎 洋
常務理事 藤田 健
以上の役員で第21期(2014年度~2015年度)の事業・運営を執行致しますので、どうぞ宜しくお願い致します。
あいコープふくしま 理事長 佐藤 孝之さん
総代会おめでとうございます。
常総生協の皆さんには、大変なご支援、そして一人一人の組合員に心温まるご支援を頂きまして、ほんとうにありがとうございます。
ご存じのように、放射能汚染、放射能被害というのは、ある意味では、不安と恐怖感の増大という形で現れます。実際の被害よりも、まずはこれが先行するわけです。
そういうなかで、皆さんのご支援というのは本当にこの不安を少しでも解消し、気持ちが明るくなってきたというのがこの何年かだと思います。
現在、来週の総代会に向けて、この3年間のひとりひとりの総括を持ち寄り、何に悩み、どうやって克服してきたかということを、みんなで突き合せよう、そういう総代会にしようと思っています。
先週から開催しております「議案書交流会」でも、ひとりひとりが涙を流し、ひとりひとりが自分の頑張って来れた根拠を突き合せをしております。
その中ではっきりしたことは、やはり放射能とはまさに、科学的に明らかにするという前提条件が非常に大事だったということです。
そういう前提で、福島の生産者の協力のもとに、福島の地元の物が食べられるという、現在ではまさに1ベクレル以下になっておりますので、そういう安心感を科学的に証明できて、それを組合員さんに確認しながら進んできたというのが大きな力です。
まさに我々は「測って安心、測って対処」というスローガンでやって来ました。食べ物の問題もそうです。水もそうです。
そして、食べ物は全品検査はできませんので、それが体に本当にそうなのか(影響しているのか)ということを確認する内部被曝検査のホールボディカウンターを自前で購入し、測定してきました。それで94%の人が検出限界値以下ということです。ある意味では安心感と、ただ測るだけでなく話し合いをする中で、今後の暮らし方、生き方というのをみんなで交流し合ってきました。それが大きな力です。
もうひとつは、やはり生協組織があったからこそという、生協の情報は信頼できるという、生協での組合員同士の交流、生産者との交流、そういうもので自分たちの悩みを出し合って、不安を出し合って、そして突き合せをすることによって、力になりました。
そして、今まで考えてきたことは、この間ずっと生協で議論してきた、「生協生活」というやっぱり体の免疫をアップしよう、バランスのいい食事をしようと、そして発酵食品を十分に摂り、本当にさまざまな不安はあるけれど、なんとか対処していこう、そういう方向性を生協としても、ひとりひとりとしても見出しております。
そういう意味では、かなり多くの方が、前向きに、積極的になってきました。組合員も減から増に変わってきました。事業についてもマイナスから、前年度比101.2%と前進をしております。今後、現状は非常に厳しいものがあります。まだ、やはり放射能の不安で実際は大変な生活を送っている方がいっぱいいるわけです。これからもそういうことがさまざま予測されます。みなさんの力添えを頂きながら、そして生協の組織として議論し、組織として考えるという対処を頑張って行きたいと考えております。
今後ともよろしくお願い致します。
ありがとうございました。
弁護士 高中 学さん
本日は総会の開催、まことにおめでとうございます。
御紹介にありましたように、私は東海第2の差し止めと常総生協さんの東京電力への損害賠償ということで、お手伝いさせていただいております。
私自身は、旧藤代町、いまの取手市の出身で、家が常総生協の組合員でしたので、まさに常総生協さんのおかげで大きくなったと言っても過言ではありません。
これからも安心安全な食品を、組合員のもとに届けて下さると思いますんで、ますますの御発展をお祈りしております。
簡単ではございますが、以上であいさつとさせていただきます。本日はおめでとうございます。
関東子ども健康調査支援基金
共同代表 荻 三枝子さん
本日は第41回総代会、おめでとうございます。
私は、ひたちなか市から参りました。水戸市のとなり、東海村のとなりです。私は3年前の常総生協さんの総代会に参加しました。そこで映画「ミツバチの羽音と地球の回転」を上映し、「脱原発宣言」をしたんですね。私はそのことにとても感動しました。
私は茨城でいちばん大きな生協の組合員なのですが、脱原発宣言までに2年かかりました。その間に常総生協さんは、土壌調査とか母乳の調査、食品の個別の調査などを積み上げてきました。
その延長線上に、私は「子ども健康調査支援基金」があると思っています。昨年10月、基金による最初の健康調査をつくば市、翌日ひたちなか市で行いました。
ひたちなか市で行う時に、私は脱原発仲間の若いお母さん方にお聞きしたんですね。もう関心が薄くなって、そんなに人は集まらないだろうと言われました。
それで、500枚ものチラシを、保育園、幼稚園、小学校へどうやって配ろうかと悩みました。でも、メーリングリストとか、知人友人の口コミで、広げましたら、あっという間に定員に達してしまいました。今回も、来月7月に4月に行なった時の定員に入らなかった人たちのために検診を行なうのですが、こちらもすでに定員いっぱいで、次の回を待っているという方がたくさんおります。
やはりそれだけ若いお母さん方にとって、この放射能汚染というのは深刻な問題なんだと認識しております。
これから先、10年、20年この健康調査は続けて行こうと考えております。
そこで大切なのが、地域医療との関わりなのです。
いま3人の協力医のもとに検診を続けているのですが、これから回数も増える、地域も増える、受けたい方々も増えていくと思います。ぜひ、地域のお医者さん方の関わりをお願いしたいと思います。
みなさんもぜひ、支援へのご協力と共に、「地域にこういったお医者さんがいます」と言う情報がありましたら、ぜひお知らせください。
今後とも一緒に子どもたちの未来を守るために続けていきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。
次回以降もご来賓の皆さまのメッセージを紹介します。
7月2回 2014総代会特集 2014年6月23日発行(585kb)
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