食はいのちをテーマに、茨城・千葉に安心・安全な食品をお届けする生協です。
常総生協の組合員向けに毎週発行される会報をご覧いただけます。
2014せいきょう秋の強化月間
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「予想より早く実った!カタログに間に合わない!でも美味しいから紹介したい!」そんな商品を素早くタイムリーに紹介します。
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昨年の事業改革の一環でスタートしました「ネット注文」もこの秋で1周年。8月までで800名のみなさんにご登録頂きました。ありがとうございます。
今後は、突然できてしまった作物をすぐに掲載・提案する仕組みや、畑や海の生産者の画像や音声を紹介し、現地の情報をより分かりやすく伝えるなど充実させていきます。ご意見ください。
もちろん、これまで通りの注文方法でも注文できますのでご安心ください。
…組合員の暮らしや台所での食材活用に耳を澄まし、より利用しやすい生協、組合員家族と産地が元気になる生協をこの秋みんなで目指します。
~今週新たに常総生協の仲間に加わって頂いた組合員さん~
今入っている生協は野菜の産地が複数になっていて生産者も分かりづらいこともあり、「産地や生産者がはっきり分かると安心できるのになあ」と思っていました。
そんな時、友人から「常総生協の野菜は産地や生産者が明確に分かるのよ」と教えてもらい、カタログを見ると野菜の欄に生産者の名前が載っている事に安心感を持ち加入しました。(つくば市Sさん)
「今年は豊作です!いっぱい食べて~!」(常総市東町「めぐみちゃん」生産者より)
【苗づくり】
4月に行われる「種もみからの苗づくり」(一般的には購入した苗を使用することがほとんどです)。種もみは一般的には薬剤による種子消毒を行いますが、「めぐみちゃん」はお湯で消毒(温湯消毒)。お湯の温度や種もみを浸漬する時間を工夫して選別しています。
【田植え】
5月(GWころ)の田植えに向けて、「田起こし」(田の土を耕します)。その後、田んぼに水を入れて、「代かき」を行い(田んぼの土を練りながら平らにする)、天気の良い日を見計らって一気に植えます。
【草取り・管理】
毎日田んぼに行き、水の調整、穂の色、虫付などを管理。時々出る野びえなども抜きます。田んぼの周りの草刈も定期的に。草が伸びていると、風の通りが悪くなり病気になったり、雑草に虫が集まって悪さをします。
【稲刈り】
今年は天候にも恵まれ、夏場の高温もあり生育が順調に進みました。昨年同様に早く収穫が出来る予定です。
しかし、今年は猛暑の影響でカメムシが東町周辺でも大量発生。夕方に自転車で走っていると顔にぶつかる程。
ですが、夏場の丁寧な管理(田んぼ周りの草刈りや日々の観察)のおかげで今の所お米への被害は出ていません。
こうして、種まきから約半年かけて育てたお米を、今年は例年より早い9月1日の週から刈り取り開始の予定です。
主食であるお米は、食べる量も多いので、昨年に引き続き1ベクレル以下の精密検査を生協独自で実施します(一般的に出回っている東日本のお米は、国基準の100ベクレル/kg以下の検査を実施して流通されます)。また、めぐみちゃんについては、田んぼ1枚毎の土壌検査も実施。生産者11名分のお米について検査を実施します。
1検体あたり5時間半かけて検査を行うため、新米スタート時にすべての生産者の検査を完了することができませんので、複数生産者のいる団体は、お届けする生産者の分から先に検査を行い、その後、他の生産者の検査を実施します。
報告は、その都度「商品情報」等でお知らせします。
主食であるお米の放射能検査を厳密に実施することは大切ですが、放射能だけでなく、生産者と産地、作られ方が明確なお米を食べることをお勧めします。
ぜひ、「お米の契約」「サポーター登録」をお願い致します。
お申し込みは簡単。スタート回とお好みのお届けパターンを記入して提出すると、指定した週から自動的にお米が届きます。
【466番】めぐみちゃん(3合)税込100円(※1家族1袋まで)
「ぜひ試してみて!」と、生産者からの協賛価格です。
「今年もたくさんカブトエビが泳ぎ回ってました!」(宮城県町涌谷町・黒澤さん)
【土づくり】
基本は田んぼに稲わらを全量戻すだけ。堆肥づくりもしていますが、地力の無い田んぼにだけ使い、その他は稲わらを戻すだけで、化学肥料などは一切使用しません。
【苗づくり】
種は専用の田んぼを作り自家採種した種を使います。苗床に使う床土は田んぼの表土を利用。ここでも農薬、化学肥料は使いません。
【田植え】
5月の連休に一気に植えつけます。全部で35町歩(※)あるので、5~6日かかります。※1町歩=約3000坪。
【栽培管理】
毎日の水管理と、除草。除草は乗用の除草機を栽培期間中に少なくとも3回は入れ、丁寧な管理をしています。
【稲刈り】
8月19日~11月10日ころまで「おもてなし」から始まり酒米の山田錦でしめくくりです。
【貯蔵】
籾(もみ)で全量貯蔵します。米の乾燥は遠赤外線の乾燥機を使い、最高でも35℃以上にせずじっくりと乾燥させます(一般的には50~60℃)。自然界で米が経験したことの無い温度以上にはしません。米への負担を最小限にとどめています。
重雄さんが高校のころからの無農薬の取り組みを開始。おじいさんからの教えで「米はお天道様と田んぼと水があればできる。米は採ったというな。頂くものだ」これが頭にずっとある、と重雄さん。
除草はひたすら手作業でしたが、今から10年前、乗用の除草機を開発してから除草の効率が一気にアップ。各地から毎年視察者がたくさん訪れます。
機械をいれることで除草するだけでなく、根が活性化され、土の中に酸素が入り稲にとって良い環境を作り出しています。
「生きた化石」ともいわれるカブトエビは別名「田の草取り虫」。水田の雑草を食べ、また田の中を泳ぎ回る時に泥を巻き上げることで水が濁り、光りが遮られることで雑草が生えにくくなります。
他にも黒澤さんの田んぼには害虫を食べるクモなどもたくさん。農薬を使わない黒澤さんの田んぼは、生きものとの共生が保たれています。
放射能検査を今年も実施しました。東日本全体に降り注いだという事実がある中で検査をしています。
放射能は着実に減少をしていきます。しかし、世の中の多くの田んぼに毎年振り掛けている農薬や化学肥料は消えることはありません。こっちの方が怖いとずっと思っています。また、人々の田んぼへの思いが無くなっていると感じています。
今の現状から言うと、慣行栽培の米はもっと安くても良いと思います。それだけの品質だと思うからです。
ぜひ今一度考えてみてください。何が高くて何が安いのか。茶碗1杯にすれば30円の米。決して高いとは思いません。
今後も「稲が中心」の米づくりを行っていきます。ぜひお米の事についてお話しをしましょう。呼んで頂ければいつでも出向きます。
【467番】黒澤さん(ひとめぼれ)(3合) 税込200円(※1家族1袋まで)
「きっと満足して頂ける自信作です」と黒澤さん。
福島原発事故による被ばくから3年半~子どもたちの健康を見守る
基金甲状腺検診1周年記念講演
西尾正道先生
(独)北海道がんセンター名誉院長、関東子ども健康調査支援基金協力医、著書に『放射線健康障害の真実』ほか
■日時:10月5日(日)13時30分 ~ 16時00分
■場所:つくばイーアスホール(TX研究学園駅徒歩4分)
■演題:「今、甲状腺検診を受ける意味」
福島ではすでに103名もの子どもに甲状腺がん(悪性)が見つかり、原発事故による被ばくの影響が心配されています。
常総生協が地域のみなさんといっしょに昨年秋立ち上げた関東子ども健康調査支援基金は、市民と協力医のボランティアでこの1年で1,700名の子どもたちの甲状腺検診をすすめてきました。この1年を機に協力医の西尾正道先生が講演をしてくれることとなりました。ぜひご参加下さい。
(主催:関東子ども健康調査支援基金)
●9月11日(木)10時30分 ~東海第2原発差止訴訟 第7回口頭弁論
(水戸地裁301号法廷)透析・介護が必要な父母の面倒を見ていた原告の荻三枝子さんが3.11福島原発事故時の経験を語り、原発事故あるときの弱者避難の困難さから東海第2原発の廃炉を訴えます。
●9月23日(火・祝)13時00分 ~さようなら原発全国集会&大行進
(代々木公園)東海第2原発訴訟団・常総生協もブースを出します!
●9月28日(日)13時30分 ~JCO臨界事故15周年集会
(東海村石神コミュニティーセンター)鼎談「臨界事故から15年。原発再稼働を許すな」村上達也東海村元村長・大泉恵子JCO被害裁判原告・青木秀樹東海第2差止訴訟弁護士
せっけんでシンプルライフを目指しましょう!
第2回目の座談会は、前回交流した「石けんで洗濯」時の「ひと工夫」、例えば、
●粉せっけんはネットに入れると石けんカスが付きにくい!?
●汚れの少ない物は水洗いのみでOK!?
などを、各自家で実験した結果を発表します。
前回参加出来なかった方も是非ご参加ください。
■日時:9月19日(金)10時00分 ~ 12時00分
■場所:マルハウス(守谷市けやき台2-11-3)
■問い合わせ:0297-48-4911(常総生協)
※駐車場は参加申し込みされた方に個別にご連絡します。
※お申し込みは、ニュースレター本紙の申込用紙に必要事項をご記載の上、供給担当にお渡しいただくか、生協へご連絡ください。
9月3回 ネット注文登録受付中&新米登場! 2014年9月1日発行(802kb)
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