2021年3月1回商品トピック

※2021年3月1回の商品カタログはこちら

高橋徳治商店の現在とこれから

 宮城県石巻市で明治38年(1905年)以来100年以上の長きに渡って魚介類の加工に携わっています。石巻は東北でも有数の水揚げを誇る漁港です。地の魚を活かした練り製品、水産加工品の製造を行っています。(震災後は国内の放射能汚染がないエリアの原料を使用)。現在の高橋英雄社長は3代目です。特に3代目になってから40年にわたって「無添加」を貫いています。

 2011年の東日本大震災では津波で工場が壊滅的な被害にあい、高橋社長の自宅も全壊し、長い避難所生活を余儀なくされました。なんとか再建してもらいたいという全国からのボランティアの後押しもあり、高橋社長も再建への意思を固められました。2011年10月には1ラインが再稼働して「おとうふ揚げ」から製造再開。旧工場の借金に加え、新工場建築の借金を背負うという一言では語れない大変な決断の下、2013年に東松島市に新工場を立ち上げ、現在に至ります。

※また、高橋社長の「生きた言葉」は2021年3月1回のNewsLetter(https://www.coop-joso.jp/newsletter/pdf/2021031.pdf)に記載されているのでそちらも是非、閲覧してみてください!

高橋徳治商店  製造部 高橋敏容さんのお言葉


震災当時の壊滅的状況から全国の生協団体やボランティアの皆様よりの温かい応援やご支援のおかげでここまで復興することができました。当社人気No.1の「おとうふ揚げ」は、復興第一号商品として、その5年後には「椎茸入り」、2019年には地域の若者たちの自立・就労支援を目的に新設された野菜加工場で加工された国産野菜が入った「五目」が誕生しました。今回は10年分の皆様への感謝と、11年目以降の未来に向けて挑戦する想いも込めたセット商品をお届けします。

各種「おとうふ揚げ

・上記の高橋敏容さんからお言葉があった通り、2011年の3.11東日本大震災後に販売された「おとうふ揚げ」をベースとした様々な種類の「おとうふ揚げ」が出てきました。様々な商品がありますので、まだ食べたことがない方がいらっしゃいましたら是非この機会にお試ししてください!

2011年「おとうふ揚げ」 規格5個 175g 価格:税込319円

・主原料、生産地:すけそうだら(北海道)

・原材料:魚肉(たら(国産))、豆腐(大豆(遺伝子組み換えでない))、米油、澱粉(馬鈴薯(遺伝子組み換えでない))、砂糖、発酵調味料、かつお節エキス

2014年「椎茸入おとうふ揚げ」規格5個 150g 価格:税込324円

・主原料、生産地:すけそうだら(北海道)

・原材料:魚肉(たら(国産))、豆腐(大豆(遺伝子組み換えでない)を含む)、食用米油、しいたけ、馬鈴薯澱粉(遺伝子組み換えでない))、砂糖、発酵調味料、カツオエキス

2019年「おとうふ揚げ五目」規格5個 175g 価格:税込337円

・主原料、生産地:すけそうだら(北海道)

・原材料:魚肉(タラ(国産))、豆腐(大豆(国産))、米油(国内製造)、人参(国産)、たけのこ(国産)、でん粉(ばれいしょ(国産))、ごぼう(国産)、しいたけ(国産)、枝豆(大豆(国産))、砂糖、カツオブシエキス、発酵調味料

2021年新商品「おとうふ揚げ3種セット」規格3種10品335g 価格:税込610円

・セット内容:おとうふ揚げ×4、椎茸入り×3、五目×3

・主原料、生産地:すけそうだら(北海道)

・【おとうふ揚げ】魚肉(たら(国産))、豆腐(大豆(遺伝子組み換えでない))、米油、澱粉(馬鈴薯(遺伝子組み換えでない))、砂糖、発酵調味料、かつお節エキス 【おとうふ揚げ椎茸入】魚肉(たら(国産))、豆腐(大豆(遺伝子組み換えでない)を含む)、食用米油、しいたけ、馬鈴薯澱粉(遺伝子組み換えでない))、砂糖、発酵調味料、カツオエキス 【おとうふ揚げ五目】魚肉(タラ(国産))、豆腐(大豆(国産))、米油(国内製造)、人参(国産)、たけのこ(国産)、でん粉(ばれいしょ(国産))、ごぼう(国産)、しいたけ(国産)、枝豆(大豆(国産))、砂糖、カツオブシエキス、発酵調味料

高橋徳治商店では、その日仕入れた魚の身質や水分量に合わせて調味料を配合し、調整していきます。製造部と高橋社長が納得しない限り、何度も製造ラインを止めやり直し…。この徹底ぶりこそが高橋徳治商店の真骨頂。3.11から10年、様々な困難を乗り越えてきた高橋徳治商店の渾身の練り物をご堪能ください。


★3月1回のおすすめ商品


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 新型コロナウィルス感染拡大の影響により、2020年度は様々な状況が変化しました。生協では総代会前後の地区懇談会開催ができないまま、総代会も書面議決中心の採決となり、 例年より物足りなさを感じました。組合員のみなさんが変化した生活にどのように向き合っているいるかなど、 話す事でお互いを励ましたり、現状に向き合うための暮らしの知恵交換をしたり、 組合員同士が交流する場も持てない状況が続いています。こうした状況の中でも、生産者・組合員の”新しいつながりの形”として「つながろうプロジェクト」を発足しました。

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