2021年4月4回商品トピック

鬼無里=「きなさ」って読めますか?旧鬼無里村は長野県の北部、長野市善光寺より西に20km、戸隠と白馬村に囲まれた場所にあります。春は約80万本の水芭蕉が咲き、秋は鮮やかな紅葉が見られます。
昔、一次産業を生活の基盤としていた鬼無里では、冬は出稼ぎ労働が一般的でした。そのような中、森林組合では製材工場で排出される大量のおがくずを組合員に配布し、「えのき茸栽培」の指導、普及を行いました。 こうして200件以上の農家が冬場の収入源として家庭内労働でのえのき茸栽培を開始しました。しかし、えのき茸は春先から値段が下がります。「農業をしながら何とか通年栽培ができないか」との地元生産者さんの要望に応え、職員がえのき茸加工メーカーでビン詰め加工の技術を学び、1967年、森林組合に食品加工場を設置。生産者との契約栽培を行う中で「えのき茸茶漬」ができました。近年、きのこや山菜の加工品には、安価で量が確保しやすい外国産の原料が使用されることがほとんどです。その原料がその地域でいかにして生まれ、共に歩んだか、その歴史を知っているからこそ、今でも長野県産・国産の原料にこだわっています。
れんこん・人参・椎茸・たけのこ・かんぴょう・えのき茸の6種類の具を 自社で煮込んだ鰹だしに沖縄の真塩と素精糖を使用。ベースのお酢は純米酢を使用しています。3人前が標準、商品ををご飯にかけ、よく混ぜ合わせてご利用ください。お好みにより、錦糸卵や三つ葉・えび・いくら等を盛りつけるとより一層華やかな一皿になります。

2021年4月4回の商品カタログはこちら


★4月3回のおすすめ商品


【4月4回】掲載商品でのシーズン初登場(新物原料)の放射検査結果(自主検査または外部機関検査)はこちら≫