福島第一原発事故から11年。年月とともに忘れたい、忘れ去られるのが放射能汚染があった事。しかし、放射能は長い年月汚染を続けていることは、決して忘れてはいけない事です。事故当時、洗たく物を外に干して良いのか?母乳をあたえて良いのか?外(公園)で遊ばせて良いのか?この食品は汚染されているのか?と、様々な人が不安と闘いながら日々を過ごしてきました。
常総生協は空間線量、土壌、母乳、ハウスダストなどの検査をしてきました。関東子ども健康調査支援基金の立ち上げにも協力し、今も甲状腺検査を続けています。食品に関しても自前で検査機器を導入し、東北・関東・静岡の主原料産地に関しては商品カタログや、お知らせチラシに検査結果を掲載しながら検査を続けてきました。今回、10年経過して地域の土壌の放射能汚染はどうなっているのか?今一度土壌検査を実施していく事になりました。
〇福島第一原発事故から10年後の土壌採取方針
1)前回、2012年3月~6月に行った土壌調査では、市町村を1㎢メッシュに区切って土壌採取した。その中で、4万㏃/㎡以上あった場所で、10年後も4万㏃/㎡以上あると予想される場所に絞って調査する。 2)4万㏃以上あった市町村の中でも濃縮していそうな場所、立ち入り禁止になった場所が10年経過してどうなったのか?の追跡をする。 3)その中でも特に子どもたちが出入りしたり、遊んでいそうな場所(公共施設、通学路など)を優先的に調査していく。※「表面線源」が4万㏃/㎡以上は法律で「放射線管理区域」とされている |
\土壌採取協力者募集/
今回は範囲も限定して採取していくために、情報共有をしながら土壌の採取をしていきます。
そこで、まずは土壌採取の方法も含めて皆で一度集まる場を作ります。ご協力頂ける方には説明会も含めてご参加頂けると幸いです。
なお、説明会に参加出来なくても、当日の資料やZoomでの録画をメール等で送りますので、まずはご協力頂ける方の登録をお願いします。
締め切りは7/20(水まで。
・キックオフ&説明会日時:2022年7月21日(木)
10:00-12:00
・場所:常総生協 組合員活動室
(守谷市本町281)
・呼びかけ:常総生協 脱原発とくらし見直し委員会、専務理事 伊藤