2023年12月2回商品トピック

素材、調味料、製法にこだわり「いつまでも ずっと おいしく」

創業当初から頑なに守り継いでいる直火釜

「農業や漁業はもちろん、食べ物を作って世の中に提供する仕組みを良い形で次の世代につなげていかないと大変なことになる」と遠忠食品では考えてます。だからこそ、業界の異端児と言われながらも貫いているのが、素材の仕入れを商社に任せっきりにしないこと。それは生産者と直接取引をすることで日本の第一次産業の現状に触れることができ、微力ながらも生産者を支え続けていきたいという想いから。日本の食品自給率は低迷し、わずか40%以下とも言われます。そんな今だからこそ、低価格競争とも一線を画し、大切な素材を生かす調味料にこだわり、昔ながらの製法で作り上げた製品を食卓に届け続けています。

隠れた名品・遠忠食品のリピート率No.1「揚げごぼう甘酢漬」

揚ごぼうに使用しているごぼうはすべて国内で栽培された特大泥付き生ごぼうで、季節ごとに産地を変えて仕入れ。職人が1本1本丁寧に手作業で泥を落としてからカットし、片栗粉をまぶして菜種油で揚げ、甘辛の旨味ダレを絡めて出来上がり。

父から子へ。「背伸びはするな、地に足つけろ」代々守られてきた言葉

2代目・宮島和一郎さん(中央)、3代目・一晃さん(左)、4代目・大地さん(右)

 父から良く言われたのが「大きい会社と取り引きしたり、無理して背伸びばかりしていくと、必ずどこかで歪みが出てくる。地に足つけて生産者さんと話していくとね、次の世代に何をつないでいくべきか気づけると思う」と3代目の宮島一晃さんは話します。その思いは父から子へ脈々と受け継がれています。

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