べにばな野草園は1986年大阪府の能勢町で20数年にわたり野草園をやってこられ、長年の平和運動家でもあった関久子さん(1986年95歳で亡くなる)との出会いに始まりました。関久子さんから薬草について学びたいと能勢町に移り住み、各季節の野草の採集期に野山の野草を摘み、また畑で何種類かの薬草を育てながら野草のお茶を作り始めました。採集、収穫した野草は下処理をして洗って押切で切って天日乾燥したり、束ねてぶら下げて陰干ししてから天日で仕上げる、乾燥したものは一斗缶に保存する。そんな風にして野草のお茶を作るようになってから34年になります。また野草のお茶だけでなく野草を生かせるものとして「野草水」-かみつれ水、よもぎ水、どくだみ水も作るようになり、化粧水のように、湿疹、あせも、虫刺され、アトピーのかゆみとか。。。に使ってもらえたらという思いで作っています。
野草の力―エネルギーを野草茶や野草水を媒体として、自然から離れつつある私たちに「人間の身体も1本の野草も同じ自然体系の中の生命」をお茶や野草水という身近な形で取り入れていけたらという思いで作っています。