~地場の「大豆」プロジェクトとは?~
2021年活動テーマ「笑顔で育む免疫力」に即して、農薬無散布・化学肥料不使用の「大豆」を地場の生産者の協力をいただき、私たちもお手伝い・交流を深めていきながら作っていきます。育てた大豆は、2022年のみそ作り用大豆、醤油作り大豆など、免疫力をアップさせる加工品として商品化を目指します。
日本の主食の一つである「大豆」を生産者と一緒にひろげていきましょう!
●なぜ、今大豆なのか?
農薬、化学肥料、食品添加物、遺伝子組み換え、ゲノム編集・・・様々な観点から常総生協が掲げる「食はいのち」という理念がおびやかされています。これからの観点は、常総生協は発生当初から問題提起しており、2003年谷和原のGM大豆の鋤き込みなどは、その具体的な行動だと考えます。
古来から大豆は稲作と並ぶ日本の主食であるにも関わらず、現在国内自給率は6%と著しく低い数値です。また平成30年から遺伝子組み換え表示制度が改定され、食用大豆については遺伝子組み換え大豆の「義務表示」となりましたが、加工用=醤油やみそについては「任意表示」なので消費者には分からない状況です。
自分たちが知らないうちに、知らないものを口にしてしまう時代がすぐそこまで来るー?
こうした懸念を解消するため、常総生協では生産者に協力してもらい過去八郷町(現:石岡市)の生産者の方に作っていただいた経緯があります。その八郷大豆がなくなり、ここ2年間は「おきたま興農舎」の青大豆(農薬無散布・化学肥料不使用)をみそ用大豆として企画を進めてきました。
今年から農薬無散布・化学肥料不使用の大豆を生産者と一緒に育て、収穫していきます。将来的には、みそ用大豆をはじめ、醤油、豆腐、油揚げなど、日常食に欠かせない加工品を増やしていき、常総生協の組合員の皆様に企画提案していきたいと考えています。
●2021年度の動き
大豆は6月~7月のタネまき、夏~秋にかけての除草、12月の収穫、選別など、約半年にわたって栽培をしていきます。この一つ一つの作業を生産者に任せきりにするのではなく、理事・組合員・職員も一緒になって援農活動を継続していきます。組合員の皆様へも援農のお手伝いを随時募集していきますので、ぜひご参加ください!
●中長期的なビジョン
今年は収量約1,000㎏を目指しますが、それでもみそ用大豆の補填には至っておりません(1シーズンで約1,300㎏)。さらに「醤油」や「納豆」など加工にも展開していきたいと考えると、1シーズン2,000㎏が必要です。下記のスケジュールを中長期的なビジョンとし、その1年目のシーズンという位置づけで動いていきましょう!
- 2021年 収量1,000㎏
- 2022年 収量1,500㎏(みそ用大豆分)
- 2023年 収量2,000㎏(みそ用大豆+備蓄)/備蓄倉庫へ保管
- 2024年 収量2,500㎏(みそ用大豆+醤油)/備蓄倉庫へ保管
- 2025年 収量3,000㎏(みそ用大豆+加工品)
大豆プロジェクト協力生産者
※生産者紹介ページは現在準備中です。
理事が運営する常総生協Facebookファンページ「常総生協が好きだー」に活動に関する記事をUPしていく予定です。ぜひご覧ください。
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- 2021/8/27まで募集中!【地場の大豆プロジェクト】大豆畑の除草をしよう @どんぐりてい&微生物農法の会
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