みなさまから寄せられた古着は、JFSA(NPO法人 日本ファイバーリサイクル連帯協議会)にお渡します。回収した古着類は、国内で販売されJFSAの活動資金となる分と、パキスタンの子どもたちの学校運営の資金に充てるために現地に送られ販売される分に分けられます。昨年は新型コロナウィルスの影響で、現地の学校は休校し、医療体制への不安や子ども達の生活にも大きな影響が出ている状況でした。今年の状況ついてJFSAから報告がありましたので、お伝えします。
●アル・カイールアカデミーのカレッジの1階に医療センターが開かれています
昨年より準備していた医療センターの運営が始まっています。学校の生徒だけでなく近隣の住民も無料で受診でき、手術も行なわれています。プライマリーヘルスケアを目的としていて、早期に受診することで重症化を防ぎます。特に女性たちのための相談窓口として、妊娠や出産についての知識を伝えているそうです。アル・カイールアカデミーは、スラム地域の教育活動を30年以上続けてきて、地域の人々と学校の信頼関係を積み上げてきました。校長のムザヒル氏は、教育とともに生徒や親の健康が大事だと言います。医療センターが、スラムに暮らす人々の生活を支える場として信頼され、活用されることを期待しています。
●8月31日から全学年の授業が再開されました
新型コロナの感染の拡大で、アル・カイールアカデミーの授業も昨年よりたびたび中断されてきました。曜日で登校日を分け、休み時間もずらすなど工夫をしていましたが、7月の初旬からは政府の命令で、9年生と10年生、カレッジのみで授業が行われていました。その後8月31日に、クラスの生徒の数を50%にすることを条件に、政府から再開が許可されたそうです。再開後の様子はまた報告をうけたからお伝えいたします。
できるだけの支援をしたいと考えています。ご協力をお願い致します。
※この社会活動は、古着を集めるだけではなく、回収した古着の分別のボランティアや、パキスタンへ輸送するためのコンテナ積み込み作業までかかわるところまでが一連の支援となりますが、分別・積み込みボランティアは、コロナウイルスの対応により呼びかけを自粛しております。収束後には引き続き組合員の皆様に呼びかけてまいりますので、その際はぜひご参加をお願いします。
〇受付期間
2020年9月20日(月)~11月19日(金)
〇梱包方法
- シーツなどの大きい布で包むか、ゴミ袋などのビニール袋(二重にして)や紙袋、大きめのバッグなどに入れ、ヒモで十文字に縛ってください。段ボール箱は使わないで下さい(保管場所の問題があります)。
- 包装は簡単にお願いします。
〇回収方法
- 供給便での回収
- あまりにも大きい量(衣装ケース1つ分位の量)の場合は事前に生協へご連絡下さい。配達中に持っていけない場合は別便を立てて回収していくように致します。
- 生協本部(守谷)、戸頭店、城山ステーションに持参する。
- 生協本部、戸頭店→月~土の10:00~18:00でお預かりします。
- 城山ステーション→金曜日限定で10:00~13:00でお預かりします。
- JFSAに送付する。※送付の場合は下記へ(JFSAへ直接のお持ち込みは、新型コロナウイルス感染予防のため、現在は中止としています)
- 送付先
- 〒277-0813 千葉県柏市大室176-1 ℡:04-7110-0984
- NPO法人JFSA東葛センター・常総生協 係
- 問い合わせ先
- 千葉市中央区都町3-14-10 ℡・Fax:043-234-1206(9時~19時 木曜定休)
- 送付先
メール:jfsa@f3.dion.ne.jp ホームページ:https://jfsa.jpn.org
※郵便、宅配便でお送りください(配達時間の指定は必要ありません)。JFSAまでの送料はご負担ください。