9/15(水)サナテックシード社が厚生労働省の認可を得てゲノム編集トマトの一般販売を開始しました。実際には狙っていない遺伝子が破壊されてしまうオフターゲットの問題や、狙い通りの遺伝子が破壊できた場合でも想定外の変異が起きる問題も報告されています。農林水産省が提唱する「みどりの食料システム戦略」は2050年までに有機農業農地を25%に引き上げる事を目標としていますが、その中で「RNA農薬」が戦略の核とされています。「RNA農薬」は自然界に撒くと虫の細胞に働きかけて、虫の体の中でタンパク質の生成を変え、死なせるという仕組みです。有識者からはRNA農薬は「化学合成農薬」に該当しない事から、今後「有機JAS認定農薬」に制定される可能性が高く、今回のゲノム編集×RNA農薬がみどりの食料システム戦略の柱となり、生態系の破壊が一層進むのではないかと危惧されています。今回講師として食問題研究家/日本の種子を守る会等でご活躍されている印鑰智哉(いんやくともや)氏をお招きし、上記の問題についての講演いただきます。
生産者・組合員共に正しい情報を知る事が必要です。私たちの農業・食の危機について、一緒に考え理解を深めていきましょう。
(日時)2021年11月6日(土)10:00~12:00
(場所)ZOOM(インターネットを使ったオンライン)開催
●9:50から「入室」できるようにしておきます(zoom使用)。
●「zoom」とは?ネット回線を使用した無料オンライン会議のサービスアプリです。
(内容)
● ゲノム編集とは?
● みどりの食料システム戦略とは?
● ゲノム編集ではない種「OKシードマーク」について
(講師紹介)印鑰智哉(いんやくともや)氏
日本、ブラジルのNGO、オルター・トレード・ジャパン政策室室長を経て、現在フリーの立場で世界の食の問題を追う。特に遺伝子組み換え問題については5カ国(日本、韓国、フィリピン、ブラジル、パラグアイ)で講演、OKシードマークプロジェクト事務局長。ドキュメンタリー映画『遺伝子組み換えルーレット』日本語版企画・監訳。アマゾンの持続的発展に関する共著『抵抗と創造のアマゾン-持続的な開発と民衆の運動』(現代企画室刊)
(参加費)無料
※講習会の様子は後日「常総生協youtubeチャンネル」にて公開します。
〇申込方法 ★申込締め切り:11/3(水)まで)
〇お問合せ 常総生協 商品部 電話0297-48-4911
■申込方法
下記の申込フォームにご入力ください。