ロシア軍によるウクライナへの侵攻について、在日ロシア連邦大使館に声明文を送付しました
2022年3月7日
【緊急声明】 ロシア軍によるウクライナ侵攻に強く抗議します
常総生活協同組合 理事会
わたしたち常総生活協同組合は地域の協同組合として、 安心してくらせる地域 ・ 社会づくりに向けて、 いのちを大切にし、 小さな力を寄せてつながり、 共に助け合って暮らしていく努力をしてきました。
2022年2月24日、ロシア軍によるウクライナへの侵攻が開始されました。ウクライナに軍事侵攻し、ウクライナ各地の軍事施設を爆破するだけではなく、多くの子どもや市民も犠牲になり、尊い命を奪っています。これはウクライナの主権と領土を侵し、国連憲章、国際法を踏みにじる侵略行為であり、世界中の人々の平和を願う思いを踏みにじる行為です。
また今回の一連の事態の中で、核兵器使用を示唆したとされることは、戦争被爆国である日本の市民として断じて容認することができません。被爆国である日本国民の共通の願いである、世界の平和と核兵器廃絶にむけて取り組みを続けてきた日本の生活協同組合として強い懸念を表明します。
常総生活協同組合では組合員による「平和の集い」として憲法・歴史学習会が毎月開催され、 理解・共有の活動も重ねてきました。 2016年2月には「平和安全保障関連法」 (戦争法)に関して廃止を求める決議を表明しています。
多くの組合員が子どもたちの未来、 わたしたちの国の未来、世界のゆくえを心配し、 声をあげています。 平和はいのちと安心のくらしの基礎です。
日々の生活の営みの尊さ、大切さを私たちは改めて噛みしめ、ウクライナの国民、そして必ずしもこの軍事侵攻を支持しているものではないロシアの国民が、日常生活を一日も早く取り戻すことを願います。そのために、国際社会が対話と外交を通じた最大限の努力をおこなうことを求めます。
以上