2021年7月4回商品トピック

夏の風物詩「ところてん」
実は地域によって食べ方が異なるようです。みなさんはどうやって食べることが多いですか?夏の暑さは年々厳しくなってきています。涼しく、ひんやりとした「ところてん」を食べてヘルシーに健康的に夏を乗り切りましょう!

●ところてんとは?
・ところてんは何からできているの?

半透明でツルツルとした食感のところてん。何からできているかご存知でしょうか?
実は、ところてんの原料は「天草(てんぐさ)」という赤い海藻。この天草を煮ると、どろどろとした煮汁が出てくるのですが、これがところてんの素になります。この煮汁を型に流し入れて、冷やして成型すると、あのツルツルとしたところてんの出来上がり。原料も少なく、作り方も実にシンプルです!

ちなみに、ところてんの漢字での書き方は「心太」。「心が太い」と書いて「ところてん」と読みます。かつては、漢字の読み通りに「こころふと」と呼ばれていたそうですが、いつ頃からか「ところてん」と呼ばれるようになりました。なぜ、このように読み方が変化したのか気になるところですが、現在も謎のままなんだとか。
「心太」という漢字は、ところてんの製造工程に由来しています。原料である天草を「煮凝る」様子から「凝る」を語源とする「心」を当て、それに天草を指す「太い海藻」と言う意味の「太」を加えたのが「心太」の起源とされているようです。
私たちにとっては身近なところてんに、こんな謎や歴史があったなんて驚きですね!

●寒天とは何が違うの?

ところてんとよく間違われるのが「寒天」ですよね。みなさんの中にも「ところてんと寒天ってどう違うの?」と感じる方は多いのではないでしょうか?
実は、寒天の原料は、ところてんと同じ天草。どちらも同じ海藻から作られてはいますが、その製法に違いがあります。
簡単に言うと、寒天とは「ところてんを凍らせて乾燥させたもの」。天草の煮汁をそのまま冷やし固めるところてんは海のミネラルを豊富に含んでいる分、磯の香りが強く出てしまいます。一方で、寒天はほとんど磯の風味がしません。そのため、和菓子や料理などで幅広く使われています。

●ところてんはダイエットの強い味方!

ところてんは、ダイエットフードとしても人気の高い食材。約9割が水分でできているためほとんどカロリーがなく、おかずやデザートとして取り入れるだけで簡単に摂取カロリーを抑えることができます。さらに、ところてんに含まれる「水溶性食物繊維」は、糖質の吸収を抑える効果も。血中のコレステロール濃度を抑えてくれる効果もあるため、代謝アップもサポートしてくれます!

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