2021年11月3回商品トピック

素材、調味料、製法にこだわり「いつまでも ずっと おいしく」 

 「農業や漁業はもちろん、食べ物を作って世の中に提供する仕組みを良い形で次の世代につなげていかないと大変なことになる」と遠忠食品では考えてます。だからこそ、業界の異端児と言われながらも貫いているのが、素材の仕入れを商社に任せっきりにしないこと。それは生産者と直接取引をすることで日本の第一次産業の現状に触れることができ、微力ながらも生産者を支え続けていきたいという想いから。

 かつては江戸前の佃煮と言えばアサリ。しかし、全国的に不漁が続いている現状もあり、アサリに限らず日本の食品自給率は低迷し、わずか37%とも言われます。そんな今だからこそ、大手スーパーとの低価格競争とも一線を画し、大切な素材を生かす調味料にこだわり、昔ながらの製法で作り上げた製品を食卓に届け続けています。

●3つのこだわりと職人技で仕上げたピーナッツ味噌
 今回の「ピーナッツ味噌」は遠忠食品のこだわりと熟練の職人技が融合した商品。千葉県産の落花生に国産大豆を使用した甘味噌をからめ後を引くおいしさに仕上げました。ピーナッツの香ばしさと食感を生かした製法により素材の旨味を最大限に引き出しています。ごはんのおかずや箸休め、お茶受けにもぴったりです。
 

遠忠食品では創業当初から頑なに守り継いでいる直火炊きにこだわっています。数時間もの間、火を炊き続ける釜場は、冬は暖かくてよいのですが夏はまさに灼熱。職人達にとっては厳しい作業ですが、ふっくらと香ばしく仕上げるためには、高火力で熱することで鍋の温度を均一に高く維持できる直火炊きは欠かせません。
原材料は「落花生、米みそ、砂糖、食用なたね油、水飴、ごま、寒天」のみ
   日本橋に構える店舗と3代目の宮島一晃社長

11月3回カタログ(本紙)はちら

11月3回カタログ(JOSOわいど)はちら


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