2024年9月3回商品トピック

遠忠食品

大正2年に創業した江戸前の佃煮屋です。
本社のある日本橋蛎殻町は今では高層ビルが立ち並び、創業当時の風景とは変わってしまいましたが、昔ながらの製法と味を守り続ける“遠忠のこだわり”に変わりはありません。
遠忠食品の主力商品は海苔の佃煮です。海苔は日本の広い範囲で生産されていますが、主に江戸時代からの名産地である木更津で、海苔を養殖している漁師から仲介を介さずに海苔を直接仕入れています。

■遠忠食品のこだわり

国産素材へのこだわり

遠忠食品の主力商品は海苔の佃煮です。海苔は日本の広い範囲で生産されていますが、主に江戸時代からの名産地である木更津で、海苔を養殖している漁師から仲介を介さずに海苔を直接仕入れています。通常は乾海苔で作られることが多い佃煮ですが、直接仕入れをすることによって、より風味の高い“生海苔”での佃煮づくりが実現できています。

人工的な添加物は加えない

着色料や保存料だけなく、酸化防止剤、膨張剤、乳化剤、ph調整剤など様々な食品添加物がありますが、ぜひパッケージの裏ラベルを見てください。表示義務が課されている素材の欄に、皆さまの知らない調味料は見当たらないはずです。

昔ながらの直火炊き製法を次代に

現在は大量生産に適している蒸気釜が主流となっていますが、遠忠食品では創業当初から頑なに守り継いでいる直火炊きにこだわっています。蒸気はボイラーからパイプで熱を届ける方法ですが、直火炊きは直径90cmもの大釜に火を直接当てて煮込んでいきます。その熱源は創業当初は薪でしたが、時代の変遷とともにコークスへと代わり、今では重油がその熱源となっています。主原料や商品によって使い分ける鍋は鉄と銅。いずれも数時間もの間、火を炊き続ける釜場は、冬は暖かくてよいのですが夏はまさに灼熱。職人達にとっては厳しい作業ですが、ふっくらと香ばしく仕上げるためには、高火力で熱することで鍋の温度を均一に高く維持できる直火炊きは欠かせません。

■新米と一緒にどうぞ

※ 9月3回カタログ(本紙)はこちら


【9月2回】今週お届けしている商品の最新の放射検査結果(自主検査または外部機関検査)はこちら