NewsLetter

ニュースレター

常総生協の組合員向けに毎週発行される会報をご覧いただけます。

2014年4月3回 暮らしを自分たちの手に取り戻す1年に!

暮らしを自分たちの手に取り戻す1年に!

組合員討議資料・アンケートをお配りします。

「春の組合員討議資料」と「組合員意見アンケート」は今週同時に配布しています

おかげさまで常総生協は来年40周年を迎えます。この40年の間で、私たちの暮らしも大きく変わりました。

得たものもあれば、失ったものもあります。

節目を迎える2014年。

暮らしを他人任せにしない、他方で繋がりあえる地域社会を如何にして形作れるのか。

組合員、生産者、職員みんなで考える年にしたいと思います。

常総生協の今後10年を形作るスタートのアンケート、ぜひ組合員みなさんのご意見をお寄せ下さい。

「常総醤油」のラベル貼りボランティアさん募集!

~今年も美味しいお醤油できました~

毎年「ラベル貼り」を理事と職員で行っていましたが、今年はぜひ組合員さんと一緒に楽しく貼りたいと思います。

現在、参加者が少なく大ピンチ!

参加可能な方は下記「参加できる日」を注文書「意見欄」にご記入下さい。時間は10時~。

【4/7月、4/8火、4/9水】

★参加者には常総醤油1本プレゼント。

★お子さん連れでも大丈夫です。

【2014方針解説・その1】 ~地場、東北の農業・漁業再興~

検査対象を絞り、1Bq以下を検出限界として調査します

2013年度の検査結果(速報)

・2013年度末が間近ですが、現状までの放射能検査の検査数は以下の通りです。

放射能検査数(分類別)

3/21現在、合計1616検体の放射能検査を実施。うち、1050件(65%)は食品。
※詳細は、2014年度「議案書」にて報告する予定です。

2014年度の食品検査は、検査対象を絞って1Bq以下を検出限界として実施。

・原発事故から3年が過ぎ、食品の放射能検査においても半減期が2年のセシウム134は、5Bq以下の検出限界では滅多に検出されなくなりました。半減期30年のセシウム137も5Bq以下不検出となる食品(生鮮、加工)が多くなりました。

・引き続き、食事の中でも一番量を多く食べる米や大豆などの主要な食品については1Bq以下の検査とし、その他の品目も順次検査対象品目を絞り1Bq検査体制に移行します。

ストロンチウムについても検査対象を絞って実施します(食品)。

・セシウムだけでなく、骨に蓄積されるといわれるストロンチウムについてもポイントを絞って検査します。

・ストロンチウムを測る機械はとても高価なため、外部検査(横浜同位体研究所、山形理研)に出す方針です。

・品目としては、煮干しなど骨ごと食べる魚、海藻類などを検討しています。

圃場の土壌調査は4年目に

今年も土からしっかり調べてお届けします。

震災初年度から生産者の協力も得ながら実施している、圃場(畑、田んぼ)の土壌検査。今年で4年目の実施となります。

初期の汚染評価は大変重要な作業で、この数値データがあれば、経年で核種別にどのような変化があるか、ある程度の見通しを立てることができます。

また、毎年の実地調査で、線量が減少したところ、変わらないところ、逆に高くなったところなどがわかります。

今後は、地形や水流の状況などの情報と合わせて評価したいと思います。

「めぐみちゃん」(コシヒカリ)の田んぼ46枚分の土を調査中です。(2014/3/25実施)

田の土は水を張る前に毎年検査します

水分を記録した後専用容器に入れて測定

検査結果はまとまり次第報告します

【2014方針解説・その2】 ~子ども達がもっとのびのび遊べるように~

「おすすめクールスポット」を皆で探しましょう!

地域の空間線量の再評価を。

震災・原発事故直後から、組合員と地域の有志市民の協力体制のもと、被曝初年度の地域汚染マップを作製することができました。

このマップ情報は、「何年後にはこのくらいまで下がるね」という見通しを立てるための基礎的な資料となります。

「ホットスポット」だけでなく「クールスポット」も探そう!

ホリバ製の線量計(RADI)とGPS機能があるアンドロイド端末のセット

この2つだけを持参して歩くだけで、通った箇所の線量が記録され、下の様な地図になります。

ただ単に線量が高いところだけを探すだけでなく、今後は子どもたちがもっとのびのび遊べるエリアを明確にすることも重要と考えます。

「クールスポット」探しは、上記のような道具を使って可能ですが、重要なのは「測りながら知ること」です。

「この公園はとても線量が低いね」という「クールスポット」を探し、マップにしたいと思います。

ぜひ、お友達を誘っていっしょに測りましょう。

組合員アンケート書き方解説

総代会に向けて組合員皆さんのご意見をお寄せ下さい!(4/25まで)

年に1回実施するアンケートです。

まずは「春の組合員討議資料」をご覧いただき、その後「アンケート」にお答えください。

アンケートの書き方

【裏】

まずは、今年1年の食と暮らしについて点検してみましょう

【表】

次に、「討議資料」をご覧頂き、設問にお答えください

シリーズ【東海第二原発再稼働させないで!】 (2)

日本一人口密集地に立つ東海第二原発

5km圏内に東海村民3万8千人が暮らし、30km圏内に100万人、そして東京都心までわずか116km

先週は「東海第二原発ってどこにあるの?」と題して、茨城県の東海村から関東平野一円を包み込む円周を見て頂きました。

今週は近くに寄って見てみます。

下の写真は、2014年3月5日付の東京新聞に載った東海村役場から見る東海第二原発です。

2014年3月5日付の東京新聞に載った、東海村役場から見る東海第二原発

東海村民3万8千人が暮らす町並みのすぐ向こうに東海第二原発が見えます。

次の写真は、海側から東海村の住宅街を撮った写真です。手前が東海第二原発です(同東京新聞)。

海側から東海村の住宅街を撮った写真
手前が東海第二原発(同東京新聞)

そしてここからわずか17km先には茨城県の県庁所在地の水戸市に26万人が住み、30km圏内には94万人と、日本でいちばん人口密度の高い場所に東海第二原発が存在しています。

30km圏内人口密度は福島第一原発の2倍です。

30km圏内人口密度は福島第一原発の2倍

下の写真は海岸から見た東海第二原発です。

海岸から見た東海第二原発

3年前の3月11日、この東海第二原発にも地震でタービンが壊れ緊急停止。その後津波が襲い、非常用ディーゼル発電機3台のうち1台が停止。震源がもしもう少し南であったなら、福島第一でなく、この東海第二原発が爆発していてもおかしくなかったでしょう。

PDF版はこちら

4月3回 暮らしを自分たちの手に取り戻す1年に! 2014年3月31日発行(781kb)

PDF形式のデータをご覧になるためには、Adobe Readerが必要です。パソコンにインストールされていない方は下のアイコンをクリックしてダウンロードしてください。
get adobe reader

コンテンツ終わり

このページのトップへ